[手の汚れを落としながら、上階から来る気配には気が付いて、視線だけ向ける。
多分、此処に入った時感じた気配だろう。
特に敵意は感じなかったので、せめて手の汚れだけでも落とそうとしていたのだが。
服の汚れを見ればやはり驚かせたようだ>>144。
そして、自分もまた、彼女の顔色を視界に入れれば少し眉を寄せたのだが、
俯くほうが早かっただろうか。彼女の目に入ったかは分からない。
顔だけではなく完全に身体を彼女の方に向けて、一度軽く頭を下げた。
視線は彼女の爪先辺りからあげられない。
サマナーを知っている事に驚いたが、既にこの状況ではよく人の口に上るだろう。]
そ、う、です。
あな、た、は一人、で、こ、こに?
……顔、色、悪い、です、が、何処か、具合、が?
[一度だけ、瞳に心配の色を浮かべて顔を見たが、それもまたすぐ伏せられる*。]
(151) 2016/06/20(Mon) 23時半頃