[萌え系?と首を傾げたところで手が伸ばされて。耳が出ているかと気づいて自分の手で隠そうとした瞬間、教授の手が触れる。引っ張ろうとしていると気づけば咄嗟に抑えるようにその手ごと自分の手で耳を隠して。引っ張られる危機が去ったなら、教授の手のしたで犬の耳は伏せるだろう]
普段は....最高紙幣が、五枚。多いときは二桁行くときもあるかしら
裕福で、ちゃんとサービスすれば気前がよくなる「パパ」を選んでいるから。
お金は...やりたいことを叶えるためなら、必要だわ
国を出るのに、正当な手段で出られるのなら良いけれど、その保証もない
出てからも勉強が必要でしょうし、帰ってきてからが本番
......親のいない子供達が、安心して、笑顔になれる場所を、作りたいの
だから、どれだけあっても足りると思えないし、きっと足りない
[耳を教授の手ごと抑えたまま、質問にはポツリポツリと返して。今まで誰にも言ったことのない、分不相応とわかっている夢も、教授なら聞いてくれると思ったのか、小さな声になりながらも話して]
(150) 2014/10/03(Fri) 20時半頃