人狼議事

194 花籠遊里


【人】 営利政府 トレイル

  ……いつか、ね。

[表情とは以って似付かぬ矢張り強気な言葉>>140には、唇のみを笑ませ、意味深に返し。
口元を隠す仕草さえ視界の隅に止めたのなら、その言葉が素であったなら、なんて妙な期待も抱いたことだろう。

夜風は未だ肌には優しく。
夏の残り香が鼻を擽り、懐古に耽ったなら。目を細め夕闇に浮かぶ月を眺めて見たことだろう。
隣に銀月。前に金月。
ならば黒を纏う自分は夜なのだろうか。ふと黒に包まれ夕闇と同化する手の平を見下ろしたのならば、やがてはぎゅうと握り締め。
然しされとてこのふた月を占めているのは玄関先にただずんで居た宵闇なのだろうと、少しだけ妬みの念さえ覚えてしまったところで。

きしり。小さく歪んだ廊下の底に。近付いた銀月を感じて、ゆるりと其方へ向いた。]

(150) 2014/09/13(Sat) 14時頃

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