人狼議事

246 朱桜散華


【人】 手妻師 華月斎

― 過去から現在 ―

[遡ること十代前、この村に移り住んだ一族が居た。
 姓は橘、されど起源は語られず。どこからか逃げるように移り住んで来たその一族は、遠方に伝わる古きまじないや神事に関する知識を持っていた。
 だが、彼らにとって新天地となるこの村には、桜の伝承など古くからの土着のしきたりが存在している。
 余所者が村に馴染む術としてそれらに倣い、大衆の物差しに適応するように長い時間をかけて一族の在り方を変容させて行ったことは自然の成り行きと言えよう。

 橘姓に属する者は、彼ら独自の知識を代々本流傍系の境なく血脈の者に口伝で伝えてきたが、代変わりの度にそれらは形骸化し、ほとんど「伝承」「昔話」として聞き育つだけとなっている。
 香月や丁助の代には既にそのようであった。]

(148) 2016/04/24(Sun) 10時頃

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