……っ、ぁ、お、おはようございます……[>>141 黒曜石のような澄んだ瞳が真っ直ぐ、褐色に注がれる。黒猫はさらに身を小さくしたかったけれども。残念ながら猫ではないのでそんな事は出来ない。猫でも出来ない。]は、はい……さっき朝食を食べてきまして…――って、朝食食べてないや……まぁ、いいか…えーと……とにかく…今から部室に行こうかなーって。マユミちゃんはこれから食堂ですか…?[敬語の入り混じった妙な口調で答えた。今更ながらに朝食を食べ損ねた事を思い出していた。まぁ、朝食以上の収穫があったと思えば、満たされる。けれども今は今。彼女の持つ独特の空気に気圧され、左手はいつものポジションに納まっていた。]
(148) 2014/03/04(Tue) 01時頃