[彼の頤辺りに視線を向けながら、彼との出会いを思い出す>>141。
まさか、あの緊迫した場面で給料交渉を自分を無視してされるとは思わなかった。
もしかしたら、彼にとってはそれ程自分を脅威とは思わなかったからの行動なのかもしれないが。
呆気にとられて、その任務の記憶は彼の事で占められている。
成功の可否すら全く記憶に残っていない。
後日、別の任務で聞いた名前をまさか聞き間違えているとは思いも寄らず、
未だに自分の間違いに気が付いていない。]
お疲れ様、でした。
私も、仕事が終わったところです、ね。
ただ、気になる事が、あったので、
ある意味これも、仕事、になるんでしょうか?
[もしかしたら、八咫烏の任務とは真っ向から歯向かう内容かもしれないが
それについては触れない。
暗黙の了解のようなものだ、と此方は勝手に思っている。
初対面の人に対するよりは多少滑らかな口調で、独白のような疑問を零した。*]
(148) 2016/06/14(Tue) 23時頃