人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 花売り メアリー

[しどろもどろの返答に落ちかけたところで、中途半端に伸ばされて下がっていたフェルゼの腕に手を伸ばした。指先に土がついたままだったことも、今はもう気にも留めていない。
 まるで海の月のように柔い、伏した瞼のしたの目をきちんと見据えて、笑う。]

 いいよ。
 あんただけの僕になる。
 だからこれからも、僕を見て。望んで。

[本当に永遠なんてものがなくて、「ずっと」なんて未来も有り得ないとしても。
 そんな理由でこの一瞬を捨てたくはなかったし、「これから」を諦めたくもなかった。]

(147) sakanoka 2018/05/26(Sat) 00時頃

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