一人暮らし?…こんな広い部屋で…?
[てっきり家族がいると思っていたのに、一人暮らしと聞かされて>>125唖然とする。学生寮でルームメイトと折半している自分の部屋よりも広い。
部屋の入口に立って放心していると、彼女がさらに奥へと招いてくれる。行った先の部屋にベッドがあって、心臓が止まるかと思った]
あっ、あの…あの…これは…!
[鼓動を激しく鳴らしながら、顔を真っ赤にして動揺を露わにする。いくらなんでも、心の準備が追いつかない。
彼女は病人を休ませたい一心なのだが、目の当たりにした衝撃に自分が病人だった事も、行き倒れかけた事も頭から吹き飛んでしまう。
ベッドに腰を下ろす事も、食事の内容に問われても耳に届かない様子で、困惑しきった様子でその場に立ち尽くす]
ぼ、僕、そんなつもりじゃ…!
[すっかり誤解していた。自分が何かとても悪いことをしてる気がして、熱に浮かされたまま涙目になっている]
(146) vitamin-girl 2011/11/27(Sun) 23時頃