[風に吹かれ、雨に打たれても、この花は落弁を知らない。>>118されど、櫻の眼差しに彼の弦が揺れた。呼気を吐き出す形で、傲慢に笑みを作る唇。嘘吐きと詰った悪辣な男は、彼の動揺を接吻で丸呑みし。貞淑と平静に隠した牙に、滲ませるは鉄錆の味。触れた軟体で拭う微かな出血は、彼に蝶の毒を垂らした。] お前さんは本当に物騒な花よ。 嘘吐きの顔め、嘘吐きの唇め、――今宵も俺を袖にするかい。[最後は彼に向ける挑発の語。彼に選択権など無く、いつも己が他華に留まるだけ。それでも、からからと笑う呼気を語尾に絡めた。底の知れない沼も、沈溺を知らぬ男は怖気ない。無聊を慰める小火は、いつも彼の髪のように赤く淡い色。]
(145) 2014/09/13(Sat) 13時半頃
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ 人狼議事lobby 人狼議事morphe 人狼議事cafe 人狼議事perjury 人狼議事xebec 人狼議事crazy 人狼議事ciel SoyBean Sangria @hello_giji @7korobi