[490通、と。そう言われた>>82なら、呆れの視線を彼に向ける。
幾ら相手が"狂った帽子屋"だといっても、こうまでしてお茶会に招待しようとするのは、少々異常じゃないのか?
ふ、と。そんな考えが思い浮かび。
まさか何か企んでいるのでは、と考えはしたものの、それが相手の様子から見て取れるわけもない]
……随分簡単なお使いだな。
いや、私が彼等に会えるかは分からんがね。
それで良いのなら、引受させてもらおう。
[二通の招待状>>83を受け取れば、宛先を確認するでも無くそれを手の内で弄ぶ。
そりゃあ、そのくらいだったら受けてやっても良い。
どうせ此方に損は無い話だ。
――けれど。
やはり引っかかるのは、どうしてそこまでお茶会に拘るのかという事で。
招待状を受け取ったは良いものの、本当に参加するかどうかは考えものだと、胸中で独りごちる]
(144) 2015/06/23(Tue) 09時半頃