[あおいが差し出してくれたグラスに気づけば>>@18、慶一を見遣り、交互に見比べる。慶一はグラスを受け取る素振りもなく俯いていて。…いや、それどころじゃないのか。ただ、普段の彼とは様子が違うのだけは見て取れた。太一の声に>>139] 分かんない…[そう小さく応えていれば、慶一が身動ぎをしてハッとそちらへと振り向く。>>138浮かんだ笑みは少し無理があるように見えたが、貧血と聞くと安堵を滲ませて]……ビックリさせないでよ。[声に多少、感情が漏れた。撫でていた背を、先程>>77よりは弱くどん。と叩いて。その時応えた慶一の言葉 ―一人称― に、少し引っかかりを覚えたけれど。それが明確な差異だとまでは、瑞希自身もまだ気づけずにいた。]
(144) 2015/02/01(Sun) 11時半頃