人狼議事

224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜


【人】 読書家 ケイト

─回想・ランタンの樹の下─

[涙の乾いた頬に、氷の破片混じりの風が吹き付ける。
思わず目を細めた瞬間に、名前を呼ばれたきがした。]

  ……ジリヤ。

[再び目を開くと、目の前にはたおやかな雪の妖精。>>13
驚いて目を瞬くと、美しいその人はケイトを見つめてきれいね、と言った。
粉雪を纏った斜面のような綺麗なカーブの白い頬が、少し上気している。走って、探しに来てくれたんだろうか。]

  私じゃ、お姫さまになんて程遠いわ。
  …うん、でも、──ありがとう。

[気付いてくれたのが、嬉しかった。本当は、二人で一緒にとびきりのおめかしをして、一緒に祭りを回りたかった。
今年も口に出来なかった願いも、今なら言えるきがする。そうだ、誰よりも先に、大好きな友人の祭りの予定を埋めてしまおう。

変わらないものなんて、無い。だから、来年までには、きっと、例えばジリヤの傍にシメオンが居たって、平気な顔がしていられるように。]

(143) 2015/05/28(Thu) 15時半頃

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