ふふ、それもそうですね。結構長く閉じ込められてしまう事になるのかなと、思っていたものです。
お気に召していただけたようで。
[美和の手なかで、器用にそれを動かしてみて]
そうなんですね? では気が向いたときにでもまた触れさせてください。
えぇ。それなりには。ふふ、例えばですが、媚薬的なものとか…後は迷信に近い類になってしまいますかね。
あはは……いえ、すみません。でもなんだか想像できてしまって。
でも不良っていうのは、ちょっと意外ですね。
[気が強い部分はあったのだろうな、と想像をするも、不良というとピンとこなくて]
お仕事? お花屋さんではなかったのですか?
[それより前の仕事ということだろうか?
胸に顔埋めるしぐさに、その頭を優しく抱きしめると、あやすように頭を撫でて。
美和がそれ以上話さないようであれば、無理に聞くことはしないし、離してくれるようであれば、全て受け止めるつもりでいて]
(142) 2018/03/13(Tue) 00時頃