…くそ……!
何なのよ、アンタは!
私はアンタの都合で動く子分やオモチャじゃないの!
自分のことは自分で決める!
アンタが出してくれないなら、私の力で空間『断ち斬る』までのこと!!
[まくし立てるようにペラジーが叫ぶ。
が、それに負けないような声で、ライトニングも叫んだ。
『君は、迷わずに自分の成すべきを成すのではなかったのか』と。
『この先、「刃」の力が必要となるときがきっと来る。しかし、まともに戦えるパンタシアは既に限られている』。
『君は役目を放棄する気か』と、言葉をしめた]
役目!?
アンタが、私に望んでる役目でしょ、それは!
私は私のやりたいようにする!
[『では、この世界が「彼女」の思い通りになっても良いのか』
『君はあの子との約束を破るのか』
彼は、背を向けたペラジーへとそう語りかけた。
あの子…セイカとの約束を破るのか、と]
(141) 2012/02/12(Sun) 15時半頃