人狼議事

73 ─深夜、薔薇の木の下で。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―礼拝室―

[指先に、丁寧に落とされる唇に
微かに声がひとつ落ちる。
最も清浄でなくてはいけない場所で
始まろうとしている背徳の行為に
ぞく、と背筋に甘いしびれを感じた。

伸ばされる指先を、遮ることはない。
寧ろ受け入れて、導く。
この体にその行為を教えたのはジェフで
けれど彼が大切に思うサイラスに
自分は罪への知識を教えようとしている。

ジェフがこのことを知れば、間違いなく罵られるだろう。
けれど、今更止めるつもりなどない。
サイラスが望むのなら、受け入れるとともに
乱れた宴に酔いしれるのを望むばかり]

(141) 2011/12/28(Wed) 07時半頃

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