人狼議事

194 花籠遊里


【人】 呉服問屋 藤之助

[彼の指は的確に閉じられた蕾を花開かせる。最初の頃の異物感は既になく、もう指の形を覚えたとばかりに秘肉は指に絡みつき奥へと誘うかのようにうねった。その際零れるのは切なげな吐息。それは蝶の項にかかり熱さを伝えたろうか

自分の昂りを、見られているのを感じ>>131、薄く紅に色づく肌と、下肢に見える膨らみを見つめる視線に一層首筋を桃色に染め上げた

やがて躾と称してその白濁を友の顔へと降り注げば、蝶は小さく笑みを零す]

おぼ――……っあ

[友の名を呼び咄嗟にその白を拭おうとすれば引き抜かれる指。その際行かないで、と縋りつく糟糠の妻の様に中の襞は去りゆく指に絡んだろう
ふるりと身体を震わせれば、きな、と蝶の呼ぶ声がする
そのまま声の主の方、言われるがままに膝上へと躯を滑らせる――が。
目の前にいるのは、白雲に塗れた朧月
どうして、と声にならぬ声が漏れる
何時もの様に無意識に腰は浮き、男の怒張を咥えこもうとするも、告げられる言葉にいやいや、と言わんばかりに首を横に振ろうとして

だが自分は花。買われた花は蝶の言葉に従わねばならぬもの。震える脚を叱咤し広げようとすれば、引き寄せられその熱に穿たれ]

(140) 2014/09/15(Mon) 22時頃

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