おい、日向。どうせならヨミフクロウ見に行こうぜ
何か哲学してるかもしれないし、俺達が哲学者の気分になれるぞ
[今迄のは何だったのかと言わんばかりのコロッとした様子で戻れば赤髪の死神を今度は“無視”する
見向きもしなければそれ以上話そうともしない。話は簡単だ
つまり、こちらが何もしなければ彼は何もする事が出来ない
日向という感情のストッパーが居たお陰で消滅せずに済んだのは救いだったのかもしれないが、今の乍にはこの会話のものの数分の話すら吹き飛んでどこかへ行ってしまっていた
わざわざ最初のモヤイ像ではなくヨミフクロウを選んだのにも理由があって、死神が居る方向とは反対方向の出口へと向かうため]
そういやヨミフクロウどっかで見たよな
日向ああいうの好きなんだろ?
[軽く伸びをすれば行くぞ、と言って日向へ手を差し出す
死神から何か話しかけられようと反応されようと、直接危害を加えられない限りは無視するだろう**]
(138) 2015/03/13(Fri) 22時半頃