[奥へと回した手の動きは大きなものでは無かったけれど、
それでも動きに合わせてくぐもった声が漏れてくる>>135
悲鳴のようなそれを耳にすれば、一層激しく舌を絡ませて、歯列を舐めあげる。彼の気が紛れるようにと。
一方で、彼の切なげな声とキスの感触に下腹部が疼くような感覚も増していて、無意識のうちに腰が浮いていた。
彼の後孔に添えた手の動きがだんだんとなめらかになって行くのを感じながら、昂る熱を堪えるように抱く腕にきゅう、と力が籠る。
せんぱい、先輩、と 掠れた声で縋るように呼びながら。
屹立していた敏感なそれに触れられれば、それだけで勘高く甘さを含んだ声が漏れる。
そっと目を開ければ目の前にベネットの顔があって、
彼の瞳はこんなに綺麗な色をしていたのかと]
ベネ先輩、……いく、よ?
[彼の上体をそっと押し倒すと、解された秘部が赤くひくついているのが視界に入って、こくりと喉が鳴った]
(137) 2014/10/27(Mon) 18時頃