人狼議事

139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】


【人】 飛脚 甚六

[伸ばした掌に重ねられる手は、しかし。生身の感触ではなく。
訝しく思い、両手で包まれたおれの手を俯いて見下ろす。
視界の端──雪客の手に巻かれた白い布が、増えている。
そこから伝う感情はあたたかく、沈んだ気持ちを癒してゆく。
いつくしみに浸り、目を瞑る。
顔を上げる。おれはなんて情けないのだろう。
礼を言おうと振り向きかけて、背後から抱きしめられた>>120]

──……っ。

[驚きで身体が硬直した。伝わる感情のあたたかさ。熱。
いや熱いのはおれの顔か。
望んだのはおれだが抱きつかれるのは予想外だ。
腕を、上げ。しかし下げ。もう一度上げて。
強く回された雪客の腕に、そっと左掌を添わせる]

……………………あんがとな。

[右手で熱い頬をさする。振り向けない]

(137) 2013/08/14(Wed) 20時頃

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