[路地裏でメアリーとプリシラにサイラスの死を伝えた>>122後で、聞きだせるのであれば、サイラスが昨日何をしていたかを尋ねた。
それらを聞いた後で、サイラスの遺体は”王の別邸”に安置されている事、あとで墓地に埋葬される事を伝える。
自分も後で墓場に出向き、埋葬に立ち会うつもりだった]
じゃあね…、できたらサイラスに最後の別れを言ってやってくれ…。
[恐らく泣いてしまうであろうメアリーをプリシラに任せて、自分はローズマリーを伴いその場を立ち去る。
この日何度も味わったやるせない思いが胸を占め、重いため息を吐く。
彼女の手を引いたまま路地裏を抜け、急に吹きつけた風の冷たさに気づく。
足を止め、マフラーを抜くと黙って彼女の首に巻きつける。
そういえば、以前もこうした事があったっけ。あれが何だか、ひどく昔の出来事のように思い出される]
…やっぱり、君を帰したくないな…。
[再び彼女の手を引き歩き出した後で、先程の話の続きを唐突に始める]
君を一人にするのは不安だよ。だから、僕のうちにおいで…ね?
うちの両親が苦手、っていうなら話は別だけど。
(135) 2011/11/17(Thu) 00時頃