人狼議事

194 花籠遊里


【人】 看板娘 櫻子

── 書斎 ──

[訪れたのは書物の保管された場所でありました。
 この廓には鍵と謂うものがありません。
 故に、扉は誰でも開けることが出来ますし
 何方かが僕の後を追うのなら、すぐに追いつくことでしょう。

 僕は二つの本を手にとり、ソファーへ腰を下ろしました。
 一つは亀吉さんへ、横文字の読み書きを教えて差し上げるためのものです。
 先程、中庭におられた時には笑顔らしきを返してくださいました>>105
 大事そうに紡がれた名までは>>131聞き取れはしなかったのですが
 僕はその本を手に取ると、傍らへとそっと置き
 もう一冊の本のページを、はらりと捲りました。

 判りやすく、櫻色の栞がずっと挟んであるそれは
 何の変哲も無い、古い植物図鑑でありました。

 色褪せたページを見詰め。
 僕は溜息を、吐き出したのでございます**]

(135) 2014/09/13(Sat) 02時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.101 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび