―娯楽室・朝食―
[皆で運んだから今日のご飯はいつもより早かったかどうか。
テーブルの上には人数分の豚汁、焼きおにぎり、パン、サラダボウルとその取り皿それにドレッシング…何故かパンではなく焼きおにぎりの横にチョコレートクリームなんてものが見えたが気のせいだろう。早起きして疲れてるんや。]
いただきますー。
[手を合わせ、挨拶をしてから食べ始める。豚汁に入れようと思い手を伸ばした七味唐辛子が遠く届かなかったので隣にいたイアン[[who]]に頼んだだろうか。
賑やかな食事が好きだ。共働きの両親は朝は早く、夜は遅くて幼い頃からこの寮に入るまでずっとご飯は一人だった。だからご飯が美味しいなんて思った事は無かった。ただの生きるための糧だと。
こんなに美味しいご飯食べれるようになるやなんて幸せもんや、そう思いながら豚汁を啜る。願わくばずっとここにいたいと思いつつ。]
(135) 2014/01/23(Thu) 11時半頃