人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 良家の息子 ルーカス

 僕も、……ここまで泣いたのは、久しぶりだから。
 ……笑わないで、もらいたい。

[髪を撫ぜる指先>>125の感触に浸る様に、青磁を細める。
心の隅で、切っ掛けを与えてくれた後輩の姿に感謝をしつつ。]

 ……僕の全てを、別に知ってもらおうとは思っていない。
 勿論、君が知りたいと言うならば、教えるけれど。

[そう切り出したのは、ある程度、落ち着いてからだろうか。
目元はまだ僅か赤くなっていたけれど、もう、青磁は何時も通りの平静さを湛えていて。]

 互いに秘めておきたい事くらい、あるだろう?
 ……全て話さなければ築けないような関係というのは、……やはり、何か違うと思うんだ。

 僕としては、もう少し君の事を知りたいが。……まぁ、無理に詮索する心算はないよ。

[そう言って零す笑みは、柔らかい。] 

(133) kirisame1224 2011/08/14(Sun) 02時半頃

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