逃げるっつってもアレだろ。何処まで逃げるかっつーの。
[縄張り捨てる気ならば兎も角。寄せ集めたゴロつき共を我が身を大事のみに限って捨てて逃げれば、次の興行も続くまい。その辺りの空気感は、癪であっても読める人物の様な気がしていた。人間と認めるのも醜貌な肉塊ではあったが。ピンクとオレンジの遣り取り>>99>>101にそう挟み、だから後続に聞いたのもまっさきにそれ>>89。
生憎、見に合わないスノッブ面したブラックは、言葉身近に>>127部屋の奥、薄汚れた洗面所に向かったが、継いで補足されたのは、余程状況が見えるそれ>>106]
あー……………。駄目だな。
[言葉を繕う事もしない。西洋神秘の功夫を、奴が習得しているならば兎も角、そんなミラクルはあり得ない。捕まったか殺されたか。大凡逃げ果せるなどと希望的観測にも程がある。]
あんた等は揃って逃げてきたのか。
[グリーンのキャデラックに駆け込んだ自分とピンクとホワイト、ひとり後を訪れたオレンジ、そして後を追って今訪れたレッドブルーブラウンに確認を取るように。]
(131) 2016/04/09(Sat) 23時頃