[祭りの誘いを了承してもらい>>126、一気に顔が綻ぶ。
逆にお礼を言われ、嬉しくもこそばゆい気持ちになった。
無理はしないよう言われ>>128]
はい!ボクもこの祭りは以前から楽しみでしたし、やっと親を説得してこの街に来られたんです!
ここまできて、祭りの日に寝込むなんて元も子もないですからね!
[元々、両親はこの街に来ることにあまり乗り気ではなかった。親戚間の関係でも悪かったのか、それとも他に理由があったのだろうか。少年にはわからない。
ただ単に、少年が遊びにかまけるのを忌諱していただけかもしれないが]
(そういえば、書き置きもしないで出てきたんだ…)
[帰ったらお母さまは怒るだろうなあ、と少し憂鬱になる。
夜に抜け出すことは以前から何度もしていたので、心配はしていないだろう]
[ポニーに空のグラスを渡し、彼女が身支度を整えている間、ぼんやりとそんなことを考えていた]
(131) 2013/08/28(Wed) 00時頃