―― 道中 ――
[リンダが起きていても寝ていても、頼み込んででも連れて行ってもらう
新しいメモにより偽物占い師共に更に自分の信頼が落とされている>>126ことなど知らないまま
そうして教会が近付いてきた辺りで口を開く]
ねえ、リンダさん。
僕の部屋にいたトリのこと、覚えていますか?
[あの子は自分にしか懐かなかったのに、初対面のリンダには何故か怖がることも無く懐いていた。
牧場主で、動物好きで、優しくて明るい彼女は鳥にすら好かれるのだろうか
自分とは正反対だな、と思った]
僕が処刑されたら、トリのお世話……お願い出来ません?
無理なら外に離してあげるだけで、それでいいですから
[処刑という言葉に彼女は反応するだろうか、何か言ってもそれについては答えないまま]
貴女にしか頼めないんです、お願いします
[と、手当てをされても尚痛む身体の苦痛に耐えながら、真剣な声で頼もう]
(129) 2013/08/04(Sun) 22時半頃