人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 掃除夫 ラルフ

[漏れる甘ったるい声を殺すために、肉の薄い自身の指を噛んだろう。
 蕩けた眼差しを手で覆い隠す事が出来ても、熱を吐き出したばかりのその器官がゆるやかにたちあがり、ラルフの欲望を示す。

 熱情に駆り立てられる。
 ディーンが、欲しくてたまらない。

 怯えるように悲鳴を上げて逃げだしてしまったのは、背を向けかけたラルフの手首に触れた等、些細な事でフラッシュバックする記憶。ディーンでさえも怖いと、身体が竦む自分を知った。寝台に身体を酷くぶつけた事は記憶している。

 けれども、指先で、
  唾液が滴る濃密なくちづけで、
   甘やかすように耳元で囁かれる声で、
    それだけではなく、
 
 優しく、残酷に縫い止められたなら

 ──記憶は、塗り替えられる。
 ──世界が変わる。
 ──そこから先は……。]

(128) yummy 2010/09/13(Mon) 23時半頃

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