[ずりずりと、這いずって男の足元へ。 近づけば聞こえるだろう、繰り返す熱を孕む呼気が。 この距離で撃たれれば間違いなく死ぬ。 けれど――それを拒むよう、強請るよう 男のズボンの上から、そっと股間を撫で付けようか。] ……、私、えっちなこと上手だよ?[ちら、と上目遣いで見上げる。 今際の時すら情欲に焦がれる痴女のように 男のものを欲しがる、瞳。 それが―――虎視眈々と機会を狙う 演技だと、悟られぬように**]
(128) 2014/06/25(Wed) 18時頃