[教卓の前から帰ってきたさすがと入れ違い。丁度木屋が壁にもたれかかった後。こちらに気づいて手伝いに繰るようならやんわりと気にしなくていいというように木屋を制止し、花萌が造花を用意してくれることになる。何だか後ろから聞こえてくる奏音の声に]花萌、奏はあんなこといってるけどいい───。[のか、とは言わなかった。いや、正確にはいえなかった。妹が何だか鳥飼の席のそばにいるのが見えて思わず微妙な顔になってしまったから]
(126) 2011/02/26(Sat) 23時頃