[>>110>>111霞む意識の中で、彼が紡いでくれた言葉は飛び飛びに聞こえる。その内容は、一体なんだったか。朦朧としていた感覚が戻った時は、そこはどこか人気の無いところで。>>113]……ん……。[頭が痛い。一体私はどうしたのだろう。体を起こして周囲を見回すと、傍に彼がいるだけで。]あ……っ、ごめん……。なんか、具合悪いみたいでさ。頑張りすぎちゃったかな……昨日。[無理に微笑みながら、痛む頭をさする。]デート、ごめん、ダメにしちゃったね。私、先に帰ってるから……皆と楽しんでてよ。折角なんだし。[ゆらりと立ち上がり、その時に肩に亀梨の上着がかかっていることに気付く。]
(124) 2015/01/02(Fri) 23時頃