[おじちゃんの目の前で、お化けがただのぼろきれに変わっていきます>>116。
おじちゃんはヒュゥ、と口笛を鳴らしました。おそらく、吸血鬼みたいなもう1人の女おばけが、コリーンさんなのでしょう。]
どうしちゃったわけ、コリーンよぉ。
ずいぶんと勇ましくなっちゃったじゃねーの。
[軽口をたたきながら、倒れたお化けに近づきます。つんつん突いてみますが、シーツは動きません。お菓子も持っていません。]
お菓子はお化けが持ってるんじゃない”かしら”、か。
あのねーちゃんもいい加減なこと抜かしやがる。
[眉を顰めておじちゃんは言います。その肩から女の子がお化けに向かって手を伸ばしました。どうやら触りたいみたいです。]
ん?おめーなにコレに興味あんの?やめとけやめとけ。ばっちぃぞ。
[さっさと手を払って、女の子を邪険に扱います。女の子は怒りました。ぷんぷん怒っておじちゃんの髪を引っ張りました。]
あいたたたいてぇ!いてぇっつの!
何すんだこらっ、遊んでる場合じゃ…
(124) 2011/10/20(Thu) 16時半頃