上の広間ですよ…。最初に連れてこられた。
[自然と状況整理が頭の中で組み合わさって、ぽんぽんと出る嘘は、好血症とはまた別の本質。但し、解けない警戒からは多少の苛立ちも覚えていた。思い通りに利用されない相手というのは。それだけで、価値を無くす。
半数減るまで。協定――といっても、隙をついて殺すつもりだったが――を結ぼうとしたが。 ]
( それも難しそうならば、価値はない。――折を見て、 )
[射抜くような視線には、その疑いに戸惑うように答えてみせながらも、>>113上着のポケットに触れるような彼女を見て、他に自分が調達したように武器があるのだろうか、と悟られないように観察しながらも――、困惑した表情を浮かべ、冤罪をかけられた容疑者のように。 ]
……ええと、疑ってるんですか?
見て貰ったら分かると思いますけど、本当なんだけどな。
(121) 2014/06/23(Mon) 06時半頃