人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 花売り メアリー

[言葉を言い切るか否かの時に、唇を塞がれた。>>110
 重ねられたそれはやわらかで温かなものではなく、焼けつく程の陶酔でも無く、ただ、刺し貫く氷のようだった。]

 (誰にされても?)

 (……違う)

 (こんなの、いや、だ)

[塞がれた唇では、言葉はくぐもった音と、乱れた息にしかならない。ろくにもがくことも叶わぬまま、血のように赤い瞳から逃れるようにかたく両目を瞑った。
 唇に身体に掛かる感触と、くちづけてきたオスカーの――まだその正体の掴めない「色」ばかりが、否応なく意識に入り込む。

 オスカーがその場を立ち去った>>111後でも、マークはソファの上から、暫くは動けない。**]

(121) 2018/05/22(Tue) 00時半頃

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