人狼議事

246 朱桜散華


【人】 手妻師 華月斎

 見える人間がどこかにいるのか、
 それとも別のナニカの所業かは知らんが、
 かつて、「妖」の所業とされる大事が起きた時に用いられたんだそうだ。

 籠屋の裏手の林の奥に、割と大きな泉があるだろ。
 あそこにしか咲かぬ白と赤の茨草、
 疑わしきは赤、そうでないものは白―――
 おおむね一夜に一人、名を示した半紙、或いは木板が
 いずれかの色の生垣に架かったものだ、と
 爺さんはひい爺さんやそのまた爺さんに聞いたんだと、さ。

[――否、そんな伝承はない、と内心で苦笑する。
 自身の受け継いだ血が確かなものであるという確証はなく、
 しかし自身の見たものを伝えずにおくわけにもゆかず、
 明け方、苦し紛れに思いついた策がそれであり。
 現在は、綾崎 日向を示す木板が白色の茨草の元で揺れていることだろう。]

(119) 2016/04/24(Sun) 01時半頃

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