[瑛美の呟き>>70 を聞いた梶が、いきなり笑い出した。>>80
それは、死んでいるかも、という言葉に対する不安を笑い飛ばすためというより、それを口にした瑛美のことを嗤う種類のものだった。
それが気丈さから来るものでないと気づけたのは、単に同じ種類の笑いを千秋が向けられたことがあるからだったけれど、ともかく、こういう行為は止めた方が良いのだと、千秋は知っていた。]
ちょっと。
[笑い転げる梶に、声をかける。]
そういうの、格好悪いのと違いますか。
不安だって、口にしたらいかんこと、無いでしょう。
[梶の反応はどのようなものだったか。
何にしろ、千秋の表情は、続く梶の言葉で固まることになる。>>80 >>81 隠し事、なんて、ない。千秋は、この合宿所へ来たことなど、無いということになったのだ。]
(118) 2015/02/04(Wed) 08時頃