(店を出る直前に、 眠らぬ蛇さんが星を見ていたのは覚えている。>>111 戯れに、『君も一緒にくるかい?』とも 寝ている子を起こさないように声は掛けては見たが、 返答はどうあれ、 ―――― 電波塔に行く事だけは、伝えた筈だ。 )[マクベス宜しく、眠りを殺したに近い存在は、元から、他の人間のように睡眠を大して必要としない。ヒュプノスの領分に落ちるのを、得意としないのもある。それでも、何時もは一時間程は仮眠を取るのだけれど、今宵に限ってそうしなかったのは、商品を荒らされたら堪らないから、と言うだけで、理由は充分でしょう。]
(117) 2016/06/23(Thu) 01時頃