ふぇ?!
[大丈夫か>>106と問われて間の抜けた声が出た。その声に少しだけびっくりした彼女の顔を見て、慌てて首を振る]
あ、…うん…大丈夫です…、…ありがとう…
[なんか、僕の心臓はあまり大丈夫じゃないけど。腕に彼女の両腕が絡んで、心拍数は急上昇中だ。
彼女に付き添われるように椅子へ移動し、一緒に腰を下ろす。腕が離れたのが名残惜しかったけど、思い出したかのように抑えつけられていた注射痕がズキリと疼いて顔をしかめる]
え?…ああ、痛くないよ、大丈夫…!
[更に心配そうにする彼女に、慌てて首を振ってみせる。
呼吸が苦しくなってマスクを外すと、首を傾け彼女に笑いかけてみせた。…これで、安心してくれるといいけど。
会話の続きで、家の所在を尋ねられる]
……?…僕は、この近くの大学の学生寮に住んでますけど…
[ここが大学から最寄りの病院というだけで、キャンパスの広さがある分少し遠い。
それより、なぜそんな事を聞いてくるのか、すぐには分からなかった。
そこでようやく、彼女の服装が先ほど見た制服ではなく、私服である事に気づく。これはもしかして…いや、まさか、そんな都合のいい事が起きるわけない、…よね?]
(116) vitamin-girl 2011/11/27(Sun) 18時半頃