[人探しという返答に、幾分ほっとして紅茶を啜る。次いでの問いに、ラルフの瞳を見返し。] 何て答えたの? [唐突な問いのように感じる。ヨーランダは何か思い悩むことがあるのだろうか?誰かに心情を吐露することのなさそうな墓守の問いは、切羽詰ったものに思えて。] 罪だなんて思わないわ。 生きたいと願うのは、当然のことでしょう? だって生きてるんだもの。 たとえそれが……、[アンバーの瞳が真っ直ぐにミッシェルを捉えている。]
(114) 2014/07/12(Sat) 20時半頃