人狼議事

213 舞鶴草の村


【人】 落胤 明之進

―伍区―

相変わらず江戸の町はどこもかしこも鼠小僧の話題で持ちきりだった。すれ違う人の会話が耳に入ってくる中で改めて分かったことがある。
例の手紙は皆に届いてるわけではないという事だ。
志乃の名乗る女性と自分だけに向けられた謎の手紙。
本当にただの悪戯なのだろうか。
悪戯だと割り切ってしまえばいいものの、何か胸に引っかかるような不安が常に残って回る。
そのようなことを考えながら茶屋で休憩をしていた。

茶屋を出てすぐ、これからどうしようかと考えていた矢先のことだった。再び聞き覚えのある声が自身の名を呼ぶのを聞いた。

「春松・・・?」

>>107は肆区に向かう道中を引き返してくるようにこちらに駆けて来た。普段と変わらぬ明るい笑顔で寄ってきて自身の背中に抱き着く。
ただ、いつもと違うのは彼を追って数人の男が迫ってきているということだ。
助けてくれという彼の言葉に、お前は何をしたんだと叱ろうとも思ったがそんな余裕はない。逢引との言葉を聞けば彼の額を軽く小突いただろうか。

「さぁ早くこっちへ」

春松の手を引き、伍区の外れ竹林の方へと身を隠そうと思い駆けだしただろう。

(114) 2015/01/21(Wed) 20時半頃

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