無理、じゃな ン った……ぃた、
[羞恥よりも先に痛みのせいで、理性のブレーカーが弾け飛んだ。
一度規格外を受け入れた裡は、青年の先端部分こそ引っかかっても、新たな傷を広げることはない。
少女にとって性行為は最早、嫌悪する相手以外であれば身体の方が従順に反応するから、青年が心で誰を想っていようと関係なかった。
自重に任せてあえかな息を吐きながら、楔を受け入れる。こぷり、押し出される淡紅の蜜が青年の棒の下の袋を伝い、引き締まった尻まで汚していった。]
入っ……まだ? ……ん、――ッ
[ただ、最奥まで到達したことのない道は、ぎゅうぎゅうと痛いほどに彼自身を締め付けながら、余計にどこまでも誘う襞の動きまでダイレクトに伝える。
――熱で、溢れる。
そう思っても、少女の想像の及ばないほど、奥へ奥へと埋まってゆく灼熱。]
(113) 2010/04/11(Sun) 01時半頃