― ルーカス客室/回想から現在に至るまで ―[ルーカスに宛がわれた客室の扉は、閉められてはいるものの、鍵はかかってはいない。誰かが迷い込んできたなら、それが奴隷ならば、共に見ることを、いつもの柔らかな口調で強いることもあろうか。]腰の帯を解いてくれと、彼女が言っている。嗚呼、それだね。その下の紐も、同じように……。[異国の女の言葉を、金の眼の青年に通訳する男の唇は、相変わらず穏やかな弧が描かれている。笑みがデフォルトであるのは、姉弟良く似ている。血が成せる業か、はたまた…―――。]ふふ、ほら、自ら解いてなどと、厭なら言わないだろう?[チャラリ――時折響く鎖の音。手が止まった青年の耳朶に甘く囁く。まるで青年に対する愛撫のように、吐息が耳元の髪を揺らした。]
(113) 2010/04/06(Tue) 21時半頃
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ 人狼議事lobby 人狼議事morphe 人狼議事cafe 人狼議事perjury 人狼議事xebec 人狼議事crazy 人狼議事ciel SoyBean Sangria @hello_giji @7korobi