[空になった手を握れば、椅子を手に取るグレッグの姿>>105。同じく――否、"自分とは違って"続こうとする彼と、視線を見合わせる事になったか。] ……っ、グレッグ、 どうすれば、[困惑めいて名前を呼んでは、けれど彼に応えを求めるのがどんなに無責任なことかも、理解ってはいる。自分はいつだって正当な正解を導き出してきた、はずなのに。結局こんな時、ろくに言葉を選ぶ事すらままならない。だって、誰にも教えられなかった。] ……大丈夫って、言って、…た、けど。[なんて、人の言葉を盾にした言い訳は、震えて途切れる。]
(111) 2015/08/26(Wed) 01時半頃