人狼議事

246 朱桜散華


【人】 手妻師 華月斎

[何処からか笛の音が聞こえる。
 日々神楽舞台が組み上がってゆくように、
 その笛の旋律も日ごと洗練されてゆく。
 尋ねるほどの興味もなく誰が吹いているのかも知らねど、
 祭の日には村の奏者たちと音色を重ねるのだろうか。]


 御霊鎮め、なァ……


[奏者に意識が向いた序に、辰次との話を思い返す。
 志乃への苦手意識は、説明のしようがない。
 言うなれば"怖い"のだ。彼女の爪弾く琴の音が。
 大の男が年の離れた少女に何を畏れるか、と問われても
 答えに窮する類のものでしかなく―――ただ、
 久方ぶりに里に戻ったところへ挨拶に訪れ、偶然その音色を耳にした時から、言い様のない心境に捉われて。
 出来得る限り逃れようと、おのずと避けたまま過ごしている。]

(109) 2016/04/21(Thu) 00時頃

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