お気に召した様で何より。きっとグロリアちゃんも喜んでくれるんじゃないかなぁ。一緒に飲みたかったね。
[>>92クラリッサがこのワインでいいと言えば、にこりと笑ってグラスに瑞々しく豊かな甘みを湛えたアルコールを注いでいく。
どうやらこの酒盛りの空間にアテられて、いつもだったら口が裂けても言えない様な事が出てきた]
男のトーク……。
[距離を詰められて言われた返答には、きょとんと目を瞬かせ。そうして一度フィリップを見て、噴き出しそうになるのを堪えた。
シーシャやサイラスなら納得出来るだろうが、それがフィリップからだという事がどうしても笑壷に入ってしまう。弟の下にまつわるあれこれを垣間見た昔の事を思い出してしまう勢いだ]
ま、老いのない長い時間だもの。多少快楽に溺れる必要はあるかもだねー。女の子がいる前でのお話は、それをした子がそれだけコドモって事よ。そう思っておけば、多少は許せるかもデスヨ。
[だからどこの飲み屋のママさんなんだろう。自分の言葉に内心溜め息を洩らしながら、宥める為にクラリッサの膨れる頬をつんつんした]
(109) 2013/12/04(Wed) 01時頃