人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 双生児 オスカー

  何をそんなに脅える事がある。

[ 再び伸ばした指先は驚く程冷え切っていた。

  避けないのなら相手の肩をトン、と押す。
  半ばぶつかる様に相手に覆い被さろうとするだろう。
  そうでなくても、鬱蒼と笑ったまま頤をなぞろうとする爪先。]

  そんなに認めたくないのか。
  それとも本当に要らないなんて宣うのか。
  あんな顔を晒しておきながら、
  よくも"欲しくない"なんて……

[ あぁ、低い声と共に、蛇の様に細まるのは血の様な眼。]

(108) 2018/05/21(Mon) 23時半頃

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