[十分に余裕を持たせ、それでも老人と言う事を考慮してか通常よりも明らかに速い時間で手術を終えると。依頼してきた男の元へと向かう。彼は何度も頭を下げながら封筒まで渡してきた。最初は断ったのだけれども、どうしてもと言うから受け取ったそれを相手が去ってからぞんざいに白衣のポケットへと放り込んで、自身の診察室……と言っても今日は外来は無いから私室のようなものへと行き]どうだった?あたしの技術は。[答えなど分かってはいるが、目の前のテッドにそう問いかけた]
(106) 2011/03/18(Fri) 18時頃