……じゃあ、――来てよ。[ 今日にでも、と掠れた声には斜にした視界で呟いた。今夜でも、いつでもと付け足して。言葉尻に重なった晩ご飯、の語にははたと虚を突かれる。ぼんやりと食べさしのケーキへと視線を落としては、ただ緩い口元に眉を顰め、呟いた。] 先輩が作ってくれるなら、全部食べるよ。[ やがてこちらをハムスターに喩える答え>>55を聞けば、そういえばサイトでもそんな事言ってる人もいたな、と思い返す。――「篭り切り」と間に挟まれたそれに、手に取ったフォークはただ皿上に戻した。回し車を押すハムスターは、自分が同じ道を通っている事に気付いているんだろうか、と小さく思考を揺らす。]
(104) 2014/10/05(Sun) 17時頃