人狼議事

212 Dark Six


【人】 学園特警 ケイイチ

―回想・十数年前―

[満月の夜、人通りのない路地を、母の手に引かれて駆けている。家族で買い物を楽しんだ帰り道、こんな悲劇に見舞われるとどうして予想できただろう。組織の一員である両親は、常に襲撃の危険があったとはいえ。
父は既に狼の牙の前に倒れた。母は今、必死で駆けるも満身創痍で、敵に追いつかれるのは時間の問題だった。

ごめんなさい、ごめんなさいと、何度も呟いて。最後の力を振り絞り、母親は我が子へ能力をかける。それは所謂"透明化"。対象の視覚嗅覚での認知を一時的に不可能にするもの。
声を出してはいけないよ、と囁いて、母は敵へと立ち向かう。元来、戦闘向きの女性ではなかった。勝敗は分かりきっていたのだ。

そして、少年が瞳に刻み付けたのは、]

(―――――!)

[月明かりに舞う、金の瞳の大きな灰狼*]

(104) 2015/01/17(Sat) 21時頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.062 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび