[ ―――…ゾクリ ―――…
異常なほどのエネルギー反応を感じて、そちらの方角を振り返る>>63,>>64]
…さっきの…確か、ミッシェルさんって人が向かっていたところ…。
なんだろう、強力で、凶悪で、酷く恐ろしい感覚…。でも…どこか寂しげで……。
僕の気のせい…?それとも……。
[感知と呼べる能力はとても低い。
しかし、その感覚を放置することもできなくて]
……マスター…どうか、僕のことを守って…。
[ポケットから取り出すのは、闇の王が赤子より預かり>>2:109、死の間際に彼に送った義眼>>2:198
不思議な力を篭められているようだが、それがなんなのかはまだ知らず。
しかし、マスターがわざわざ自分に送ってきたことから考えれば、とても大切なものであることは理解できた。]
行ってみよう。気のせいだったら、それでいいじゃないか。
[もう一度、その義眼をポケットにしまうと、エネルギーの発する方へと向かって走り出した。]
(97) 2010/09/19(Sun) 17時頃