[ちょっとだけ、自分のことを思うよ。今日は、色んな人に会った気がするの。
変な人…自称神様って、結局何なのだろう。
神様って、其の前にいるのかな。いるとしたら…どんな存在なのだろう。「もう1人の私」は、「信じる事柄、守ってくれるような人や物を抽象的に、それに一つにしたものってことにすればいいんじゃないかな」って言ってたの。
じゃあ私の中では、「もう1人の私」なのかな。それとも…?何だか私よりも少し大きな背だとか、あったかい手だとかを思い出しちゃって首を振るよ。駄目なのって、思っちゃったの。
お父さんとお母さんもいつまでかは信じていたと思うけれど、いつの間にか顔がわからなくなっちゃって。それに今の私には何にもしてくれないよ?
それより、何で私にはお父さんとお母さんがいないんだろうね。
孤児院の子は1人1人、事故としてだったとか里子としてだとか。10才になった時に説明してくれるらしいのに。私には何にも、無かったんだ。
只々、「今みんなと一緒にいることが幸せよ」って言われても、分からないの。
なんで急に、こんな事を考えちゃったんだろう。
変な人って、考えることも良くないんだね…それがよく分かったよ。]
(97) 2015/04/19(Sun) 19時半頃